市販の予想問題を解いていけない3つの理由を解説

独学者が予想問題を解いていけない3つの理由を解説。

予想問題を解いていけない3つの理由とは。

独学の受験生には、「おすすめの予想問題はありますか」「どこの予想問題が本試験であたりますか」など聞いてくる人がいます。

 

しかし、予想問題を解く余裕があるならいいですが、過去問が完璧にできていないなら予想問題集を解く必要ないと思います。

 

問題を多く解くことは重要です。しかし、やみくもに問題を解いても意味がありません。試験日から逆算して期間が短ければ過去問を重視した方がいいです。試験日まである程度の余裕があった場合は多くの問題を解いた方いいということです。

 

それでは、今回は予想問題を使う3つのダメな理由を説明していきます。

予想問題とは

なぜこんなにも予想問題があるのでしょうか。このことを考えたことがある人は果たしてどのぐらいいるでしょう。そもそも、予想問題とはどういうものなのか。

 

予想問題とは、各出版社(予備校含)が自社のノウハウで問題を作って問題集にしたものです。そのノウハウには、長年の試験情報を収集した独自のデータがあります。また、試験に出そうな問題をピックアップして作成されています。書店にいけば「当社の予想問題を使えば、合格できます。ぜひ選んでください」言わんばかりに積みあがっています。

どの予想問題も当てにならない

書店に行けば多くの予想問題が置いてあります。有名どころでは、Wセミナー、LEC、伊藤塾、日本法規出版など多くの出版社が予想問題を作っています。そんな、予想問題ですがどれも当てになりません。それは、どの出版社でも過去問をもとに作られているからです。

 

現在までに本試験で出題された問題を分析して、各社のノウハウを加えて予想問題として作られています。しかし、ノウハウを加えたからといって必ず合格できるかというとそんなことありません。下手したら予想が全然当たっていないことも十分にあり得ます。

 

それなら、本試験に使われたリアルな問題(過去問)を解くほうが、合格できるだけの知識が身につくことぐらい分かります。なので、各出版社が出しているオリジナルの予想問題集はあてにならないことが分ります。

予想問題を解くダメな3つの理由。

受験生の中には、私と同じ失敗してる人がいるかも知れません。多くの問題を解くことが合格するために必要だと考え、予想問題を数多くこなしてしまうことです。この考え方は、失敗です。予想問題を解くダメな理由を3つ挙げます。

 

・各出版社の癖が付く
・勉強したつもりになる
・重要な知識が定着しない

 

このようなダメな理由があります。

 

では、1つずつ解説していきます。

各出版社の癖が付く

出版社がごとに、過去に出題された問題を分析して独自の考えの基、問題を作成しています。それにより必要ない癖が身に付いてしまい本試験の問題に対応できなくなってしまう。

 

勉強したつもりになる

 

人は新しいことをやることが大好きな生き物です。新しい問題ばかり解くことで勉強したつもりになってしまい、知識が身に付いていないのに、知識が身に付いているような錯覚になってしまう。

 

重要な知識が定着しない

上記からの継続で、新しい問題ばかりをやっているので、反復して覚えなければいけないこと(重要な知識)が定着できない。人間は、反復することで脳に定着するようになています。

 

受験生の中には、新しい問題でもテキストの同じ箇所をやっているのだから重要な知識が身に付くのでは?と反論したくなると思いますが…そんなことはありません。各社によって聞き方が違ってくるので、脳自身が混乱して新しい知識とインプットしてしまうことになり定着することはありません。

 

これは、私が受験3年目で経験したことに基づいて話しています。これからも分かるように各校の予想問題を多く解くことは辞めるべきです。

予想問題は解くな。勉強できる時間はそんなに多くはない

持論ですが、10年分の過去問が完璧にマスターできていなければ、予想問題に手を伸ばすべきではありません。

 

試験日まで約10か月と考えた場合、3~4か月で過去問10年分を完璧にマスターし、そこから過去問の分析とテキスト、条文、判例集の読み込み、記述、文章理解対策などを5か月かけてじっくり進めていきます。

 

残り1~2か月で模試試験、一般知識など細かい分野を勉強し本試験までラストスパートします。

 

単純に勉強計画を立てただけでも10か月になります。そう考えると予想問題を解いている時間などは無いと思った方がいいでしょう

 

なので、予想問題に手を出している受験生は、再度勉強計画、勉強方法を見直し合格のレールに乗れるように軌道修正した方がいいでしょう。

 

それでも、予想問題を解きたい人に

それでも予想問題を解く場合、時間に余裕がある受験生だけが解くようにするべきです。それでは、過去問が完璧を前提で話していきます。

 

過去問と予想問題の違いを、意識しながら問題を解いていくとことがいいでしょう。

 

過去問では、こう聞かれてたけど、予想問題ではこんな聞かれ方をするのかなどを意識して1つの考え方なんだと思うように勉強するようにしていくことです。

 

例えば、過去問では「推定される。」と出題されているが、予想問題では「みなされる。」と聞かれているなど

 

ただ、問題をこなすだけではなく出版社の意図を考えることも大事です。上記の例えでなら

 

条文で「推定される」となっていた場合、過去に条文通りに出題されたけど、次回は「みなされる」に変えてひっかけてくるかもしれないから気をつけるようにと。出版社の意図を考えるようにしてください。

 

このような思考で問題集の使い方をすれば、他の科目の勉強に役立ってくると思います。


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