民法は司法試験の問題集は必要か。

行政書士の民法は、『司法試験の問題集』で勉強することは本当に必要か?

行政書士の民法は、『司法試験の問題集』で勉強することは本当に必要か?

行政書士の民法は、『司法試験の問題集』で勉強することは本当に必要か?

行政書士の民法は、司法試験レベルだ』だから、司法試験で使っている問題集で勉強しなければ民法の問題は解答できない。ということを聞いた受験生もいるのでは。

 

そして、その言葉を真に受けて司法試験の問題集を買おうと、スマホのネット通販を見ているあなたそれは必要ないことなので通販の画面を閉じてくださいね。

 

はっきり言います。司法試験の問題集含め他の問題集は必要ありません。行政書士の問題集だけで、問題ありません。これを見て本当かよ。と思うなら読み続けてください。

 

今回は、『行政書士の民法は、司法試験の問題集で勉強することは本当に必要か』という題材で記事を詳しく書いています。ちなみに、筆者はそのおバカに真に受けて司法試験の過去問題集(アドバンス)を購入して勉強した一人です。

では、なぜ行政書士の試験で、司法試験のようなハイレベルな問題集を使わないと受からないというデマが流れたのでしょうか。最初はそこから説明していきたいと思います。

民法は、司法試験の問題集で勉強しなければならないというデマが流れた理由とは

デマが流れた理由は

・行政書士の必要性が高まってきたから
・司法試験挫折組がいるから
・司法書士試験受験生がいるから

これがデマが流れた理由です。

行政書士の必要性が高まってきたから

近年、行政書士の必要性は高まっているの現状です。ひと昔前なら、法律問題なら弁護士に相談するものと思っていました。しかし、弁護士の敷居も高く相談しにくいというデメリットがあり、多くの私人間の争いも明るみになっていませんでした。

 

時代は変わって、ネットの普及とともに自己の権利を主張することが多くなった現代では、それだけ法律問題が増えてきました。弁護士だけでは賄えなくなっているのが現状で、法律の知識を有した行政書士にもスポットが当たり重要性が高まったのです。

 

この重要性が高まったことにより、よりハイレベルな法律知識の必要になってきたために、民法の問題が難化傾向にあるというのが理由の一つにあげられます。
※私人間の紛争などによる基本原則は、民法で定められている。

司法試験挫折組がいるから

弁護士を目指していた卵たちが幾度なく司法試験に落ちてしまい、行政書士試験がその受け皿なっていることが原因です。

 

司法試験合格を目指している受験生は、何年いや何十年も挑戦している人がたくさんいます。しかし、何らかの理由で司法試験を諦めている人もたくさんいるのが現実です。その挫折した人たちは、勉強以外何もやってこなかったので諦めた後どうしていいか分からなくなってしまうのです。

 

そこで、司法試験と科目が重なっている行政書士に目を付けるわけです。科目はほとんど重ねっています。法科目は基礎法学以外全部になります。司法試験受験生レベルなら勉強しなくても基礎法学は難なくこなせます。

 

行政書士の民法レベルは上がっていることもあり、司法試験挫折組が受験し合格後、行政書士の民法は司法試験の問題レベルで勉強するべきと発信しているせいでもあります。

司法書士試験受験生、または司法書士がいるから

司法書士受験生が腕試しで、行政書士を受けていることが多い。実際、私が受験したときも後ろの席で司法書士受験生が、行政書士試験を受けていたことがありました。あることで、話すきっかけがあったので。

 

また、すでに司法書士に合格してキャリアアップのために受験する人もいます。この受験生たちは、すでに民法の勉強をハイレベルでこなしているため、行政書士の民法問題がどの程度レベルなのか判断できます。

 

司法書士レベルなら難なく解ける問題が出題されているので、行政書士の問題集ではなく司法書士クラスの問題集で解くべきと発信しているせいです。

 

他の問題集が必要ない理由

司法試験や司法書士クラスの勉強内容で民法を勉強していれば、行政書士で出題される問題は難なく解けると思います。それでも、他の問題集を使って勉強することは必要ないと言えます。

 

必要のない理由を挙げたいと思います。

・合格を目指している資格が違うので、行政書士の試験に適用していない
・必要のない知識まで覚えてしまうので時間の無駄
・無駄な費用が掛かる
・他の問題の癖が付く

合格を目指している資格が違うので、行政書士の試験に適用していない

よく考えれば分かることです。どうして、その分野の専門問題集が出ているか。他の問題集は行政書士を合格させるために作られていません。

 

司法試験の問題集なら司法試験です。司法書士の問題集なら司法書士です。

 

このように、行政書士の試験に問題集が適用していない。その先の司法書士を目指しているなら司法書士の問題集でもいいですが、そうでなければ労力の無駄です。

必要のない知識まで覚えてしまうので時間の無駄

他の問題集は、その適した試験にあった問題集です。内容もその試験にあった内容になっています。行政書士の試験以外の内容も覚えることになってしまい、行政書士の勉強では覚えなくてもいいことまで覚えることになってしまい、無駄な時間になるだけです

 

例えば、司法試験なら裁判がメインの業務なので、判例を多く勉強します。しかし、行政書士は裁判業務はできませんので、必要最低限の判例知識で問題ありません。

無駄な費用が掛かる

資格問題集の値段は高いです。安くても3,000円は掛かってきますので、受験生には痛い出費になってしまいます。

他の問題の癖が付く

他の問題集は、行政書士の専門問題集ではないので問題の質が変わってきます。

 

司法書士の問題集なら不動産関係の問題が詳細に載っています。これでは、行政書士で身につけるべき問題の解き方が覚えらず、他の解き方を覚えることになってしまいます。

行政書士の専用問題集で問題ない理由

ここでは、行政書士の専用問題集で問題ない理由をあげます。

・行政書士の試験に対応している。
・載っていない問題は捨て問。
・行政書士に合格させるために必要な知識だけを載せている。

行政書士の試験に対応している

行政書士の問題集は、行政書士に合格させるためだけに作られています。そんな当たり前のことと言われそうですが、そのことを忘れている受験生が多いです。

 

再受験生にその傾向が強いです。一度、落ちていると合格するための情報をたくさん知ろうとするので間違った勉強方法に走ってしまうようです。また、多くの問題集は過去問をもとに作成しているので行政書士にあった問題の解き方を身につけることができます。

行政書士の勉強範囲で解けない問題は捨て問

他の問題集を使って勉強しておけば、行政書士では解けない問題も解けるようになるのでは。と思うかもしれません。

 

それは、一理あります。しかし、本試験ではどんな問題が出題されるかも分かりません。勉強範囲内の量をこなすだけでも大変なのに、それが行政書士の勉強範囲内では解けないような問題を対応するとなると膨大な量の勉強時間が必要になってしまいます。

 

ましてや、出るかも分からない問題ならなおさらです。このような問題を追いかけるより、捨て問だから間違っても合格には関係ないと割り切ったほういいです。そして、勉強範囲内の勉強の質をあげるように時間を費やすべきです。

行政書士に合格させるために必要な知識だけを載せている

資格校の問題集も市販の問題集も、行政書士に合格するために必要な知識だけを載せています。ここであなたに質問をします。

 

「1.司法試験も司法書士も行政書士も詰まった膨大な知識が詰まった問題集」と、「2.行政書士の勉強に必要な量が詰まった問題集」があったとします。

 

もし、あなたならどっちの問題集を選びますか。どっちも使っても結果(合格)は同じです。

 

さらにヒントを付け加えると

 

1の問題集を終わらすのに100時間がかかります。逆に2の問題集を終わらすのに半分の50時間で終わります。

 

これを聞いてあなたならどっちを選びますか。

 

当然、2の問題集ですよね。

 

この質問と、行政書士の専用問題集を使うことの意味は同じです。専用の問題集を使うことで、必要な知識だけを勉強し効率よく合格までたどり着けます。

 

まとめ

ここまでを踏まえて、他の問題集を使って勉強する意味はない。という結論です。

 

やはり、他の問題集はその分野の資格の為にあるのであって、行政書士の勉強には適していないことが挙げられます。

 

行政書士に合格したければ、行政書士にあった問題集を使うことが一番適しています。それは、民法も同じです。どんなに、民法の問題が難しくなってもそれは変わりません。行政書士は行政書士の勉強範囲があって、司法試験には司法試験の勉強範囲があるということです。

 

だから、他の問題集に目移りしている場合ではありません。合格したいなら嫌でも行政書士に適した民法の問題集を徹底的に極めるべきです。

 


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