基礎法学の勉強対策を解説。

基礎法学の勉強方法と対策。対策は『最初に解くな』

基礎法学の勉強方法と対策。対策は『最初に解くな』

基礎法学の学び方

行政書士試験を受験した人に、私と同じような人ももいるのではないでしょうか。本試験が始まり、試験官の合図のもと基礎法学の問題を解いたときに、すぐに頭が真っ白になってしまい何がなんだか分からないまま試験が終わってしまったという経験です。

 

私は、初年の本試験で頭が真っ白になってしまいパニック状態のまま試験が終わり、結果不合格という最悪な結末になってしまいました。試験後は、その結末を受け入れることが中々できなかったのを覚えています。では、なぜそのような状態になってしまったかを過去問の分析を通じて分かってきたことがあります。それは、試験作成者側の思惑にまんまとハマってしまった結果だったのです。

 

基礎法学から最初に解いてはいけないということです。基礎法学は、難問が出題されやすくそこで多くの受験生を慌てさせて不合格にさせようとしています。今回はそのような難問を回避するため、かつでパニック状態にならない為にもその対策をお伝えしようと思います。

基礎法学の割合は全体のたかだか3%

基礎法学は60問中2問しか出題されません。行政書士試験の全体でいえば3%になります。2問÷60問=0.033…基礎法学は、最悪2問を落としたとしても不合格になるほどの深刻なダメージは受けません。しかし、2問すべてを落としてしまうと気持ち的にも焦りが生じてしまい、その後の問題に響いてしまうので最低でも1問は取りたいところです。

基礎法学の勉強方法

基礎法学の勉強範囲はとてつもなく広く何が出題されるか分かりません。馬鹿正直にあれもこれもと手を広げて勉強してしまうと、他の科目に影響が出てしまうことになるので必要最低限の勉強で留めておくようにするべきです。

 

過去問分析から分かったことは、例年2問中1問はテキストの範囲と過去に出題された分野からの手直しした内容が出題される傾向が強いようです。なので、テキストの内容理解と過去問分析で十分に対応が可能です。そして、勉強の時間は、あまりかけず最低1問を取れるようなを勉強方法を心がけください。

 

試験センターの問題作成者の方は、文章構成を問う問題が好きです。例えば、並びに、又は、及びなど文章の構成を理解させる問題がでは、多く出ている傾向があります。

未知の問題(難問)は、未知ではない

経験上、基礎法学の問題は2問中1問は簡単な問題で、もう1問は見たこともない難問が出てきます。例えば、日本司法支援センター(法テラス)やADR(裁判外紛争)などがそれに当たります。

 

これは現在では当たり前の知識になりますが、この問題は行政書士に関わりが薄い司法に関する問題であり、出題された年の受験生は面を食らってしまいその後の科目にも影響が出てしまったようです。

 

しかし、いまでは特定行政書士のような制度(不服申し立て制度)も、設立され準司法手続きもできるようになってきました。これからも分かるように、行政書士に出題される未知の問題は、将来に向けて行政書士がいくべき道を示した出題もされていることが分ります。

基礎法学は最初に解くな

このように、始まってすぐに難問にぶつかってしまうと、「行政書士試験はこんなに難しいだぞ」という試験員の戦略にハマってしまい、受験生のメンタルをガツンと揺さぶってきます。

 

試験本番は、時間も心にも余裕がないのでいつものような平常心で問題を解いていけません。そのような状態で、難問に引っかかってしまうと心がパニック状態になってしまいます。パニック状態とは、頭の中が真っ白になったり、文章が読み取れなくなったり、記憶していた知識が思い出せなくなったりすることです。

 

そのようなパニック状態に陥ってしまうと、その後の簡単な問題も解けなくなってしまい何が何だか分からないまま本試験が終わってしまうという最悪の結果が待っています。対策としては、基礎法学の問題を最初に解かず試験の中間あたりで解くようにすることです。

現在の試験は、受験生を落とす試験

基礎法学の勉強範囲は、膨大です。あれもこれも手を付けてしまうと無駄な時間ばかり過ぎてしまい骨折り損になってしまいます。そこで、過去問を分析することで勉強する範囲を限定することができます。

 

過去問を分析するということは、問題を多く解くことが分析ではありません。受験生の多くは、問題をたくさん解いてテキストの内容を理解しようと努力します。一昔前の試験ならそれでも合格できたのですが、現在の行政書士試験はそれだけでは受からなくなっています。

 

なぜかと言いますと、例えば先ほどの基礎法学の難問のような受験生を落すための問題が含まれているからです。現在の試験は、受験生を受からせるための試験ではなく受験生を落とすための試験になっています。そして、落とす試験をくぐり抜けてきた優秀な人材を行政書士として向かい入れたいと考えているのが試験員の考えになります。

木を見て森を見ず

ここで、過去問の分析について少しだけ触れておきます。「木を見て森を見ず」という言葉を聞いたことがあると思いますが、これは小さな木の部分しか見ておらず、全体の森を見ることを忘れている状態をいいます。

 

本試験の問題でも過去問でも言えることで、問題文だけを見ず試験全体の問題構成がどう作られているのか、問題の順番どうなっているのかの分析もすることが必要になってきます。

 

例えば、「基礎法学は難問が出やすいから行政法から解こう」「いきなり問題を解く前に記述式問題を確認しておけば、他の問題で記述のヒントになるような問題があるかも」など

 

したがって、過去問(予想問題含み)を多く解くことが分析ではなく、過去の問題を試験形式で解き試験全体の構成を含めて分析していくことが合格の近道になります。このような分析することによって、独自の分析能力が高まり、本試験でも落ちつてい問題に対応する力付いてきます。

まとめ

基礎法学は試験全体の3%、2問中1問を取ることに集中すること。しかし、2問すべてを落としてしまうと焦りが生じてしまう。そうならない為に基本問題と難問が出やすい基礎法学は最初に解かないほうがいい。

 

過去問で問題を多く解くことよりも、本試験の試験構成を過去問で分析する。そのような分析することが合格の近道になる。また、過去問から多く事を読み取ることで独自の分析力を高めることになり、さまざまな角度から分析が可能になってくる。


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