憲法を学ぶことは、法律の土台作り。行政書士試験の勉強は始まり憲法からスタート

憲法勉強方法

行政書士の勉強を開始したとき、何の科目から勉強を開始すればいいのでしょうか?講座に申し込んでいる受験生なら、カリキュラムに沿っていけば問題ありません。しかし、独学で勉強している初学者の方は何から勉強すればいいか迷ってしまいます。

 

行政書士試験のメイン科目は行政法と民法になります。試験の3割強を占めるのが行政法です。そして、民法も試験の2割強を占めていますので優先的に進めていく科目になります。ということは、行政法と民法の比率が大きいということになるので、この2科目から優先的に進めたほうがいいと思うかも知れません。しかし、行政法よりも民法よりも最初に勉強を始める科目は憲法からです。

 

どの講座を申し込んでも、憲法から始めることが多いと思います。なぜかと言いますと、憲法を基に他の法律が成り立っているからです。例えば、憲法は法の中で最上位であり、国民を守る法になります。逆に国民の権利義務を制限する法が法律になります。その法律が憲法にそぐわないものだった場合、憲法違反となり削除や是正がされたりします。

 

これから分かるように、法律は憲法に違反しないように作られていることになります。他の法科目を勉強するのに憲法は下地を作る意味で、最初に勉強した方がいい科目になります。今回は、その憲法について詳しく解説していきます。

憲法は、法律を勉強を始めるための土台作り。

憲法は、法律を学ぶに当たって基本的な土台になります。国と個人1人1人の関係のあり方を学べるのが憲法になります。

 

憲法は大きく分けて「人としてのあり方を定めた人権」と「国家(日本)の仕組みを定めた統治」に分かれます。例えば、統治分野で出てくる国会では、法律ができ上がる仕組みが学べ、内閣(行政)と司法の役割も学べます。

 

憲法の仕組みを理解していけば、「法律はどうゆうものか」「国民に対してどう効果があるのか」「どんな法律がダメなのか」その他政治裁判などのニュースに挙がる内閣、国会、司法の仕組みも学べます。

法を学ぶ上で基本となるものが憲法

すべての法律、命令、条例含め法を学ぶ上で基本となるものが憲法です。また、憲法を学ぶことは行政書士を始め、弁護士、司法書士などの多くの法律実務家たちが勉強していく科目になります。日本国家のあり方や国民1人1人の人権の仕組みを学ぶことで、法律使う実務家としての指針にもなってきます。

 

憲法は、全体の1割に満たない

憲法は5問+1問
5肢択一5問(満20点)
多肢選択式1問(満8点)
28点÷300点=0.093333…

憲法の点数は全体の約1割にも満たない割合になっています。しかし、1割しかないといっても点数を落とすと致命傷にもなりますので、5肢択一では2~3問は確実に取っておく必要があります。多肢選択式に関して4点の半分を目標にするようにしましょう。

本試験で憲法は最初に解くな。形式的な問題か得意な科目からスタートするのが合格のコツ

本試験では、憲法を最初に解かないほうがいいでしょう。ガツンと戦略に引っかかる場合があるからです。ガツンと戦略とは、最初の1問目で行政書士の勉強内容では解けないハイレベルな問題が出題され受験生の戦意喪失を狙った戦略です。これは基礎法学の問題に言えることです。基礎法学の勉強方法はこちら≫≫

 

ガツンと戦略に引っかかってしまうと約3割ぐらいの受験生が落ちてしまうぐらいの効果があります。気になるような年度別の過去問で確認してください。このように、憲法は年度によって難しい問題が出題されたり、簡単な条文問題が出題されたりと難易度にバラつきがある科目になります。

本試験は、いつも精神状態ではない

本試験では、心の緊張と体の硬直で柔軟な考えがない、いつもとは違った精神状態ではないでしょう。ましてや、受験が初めてなら余計に緊張することでしょう。試験作成者は、受験生の心理を知っています。だから、試験という中の範囲で、ありとあらゆる手を使って合格するために適用できるか受験生を試してきます。

 

このようなあらゆる手に(ガツンと戦略)に乗らないためにも、自分が得意としている分野から解き始めるか、形式的な出題が多い行政法から解くことが1番いいでしょう。

試験開始前の簡単な問題を解く

本番対策としては、試験が始める前に簡単な問題を5~10問をピックアップしておき解きます。これを行うことによって、心の緊張と体の硬直を和らげるためにウォーミングアップしておきます。そして、試験が開始しましたらいきなり問題を解かず、一度深呼吸してから全体の試験問題を見ていきます。

 

行政法か得意な問題を見極めスタートダッシュを掛けて、完璧に脳が温まってきたところで難易度の高い問題や民法のような思考問題を解いていくのがいいでしょう。

なぜを脳を温めておくのか

なぜ、このように脳をウォーミングアップしておくのかを説明します。例えば、スポーツを行うときにウォーミングアップは必ず行うと思います。いきなり、硬直状態では、筋肉繊維に負荷が掛かってしまいケガする恐れやハイパフォーマンスできません。ウォーミングアップをすることで、固まった筋肉を温めケガの予防やハイパフォーマンスができるようになります。

 

これと同じで、簡単な問題を解いて脳をフル活用するために軽く脳運動させておく必要があるのです。

ウォーミングアップで脳を温める4つのメリット

本試験でもスポーツと同じで脳も温めることによって4つのメリットが現れます。

・体の硬直が無くなる
・緊張がほぐれる
・心に余裕ができる
・試験全体の視野が広まる

4つのメリットがあります。脳が温まって活性化されれば、緊張がほぐれてきて心に余裕が生まれてきます。心に余裕が生まれるということは、試験全体を把握することができるようなり的確な判断思考で試験を優位にすすめていけるようになります。

 

このように、スポーツと一緒で試合前のウォーミングアップと同じようにすることで、試験前のウォーミングアップ(簡単な問題解き)で脳を温めておくようにしましょう。また、、ウォーミングアップをしておくことで難易度の高い問題が出題されたとしても、いつもの思考が働き努力と蓄えた知識で正解にたどり着けるようにもなります。

憲法の勉強方法

憲法は、大きく分けて個人1人1人の人権と国家(日本)の仕組みを定めた統治に分かれます。人権は、専門学者の学説もあったりと奥が深い分野になっています。統治に関しては、条文で国家組織の仕組みを定めたものが多く形式な内容になっています。

 

人権は、深入りせず勉強で使っているテキストに記載してある内容をしっかり進めていけば大丈夫です。統治は、形式的な問題の出題が多いので、条文の読み込みと仕組みを暗記することが重要になります。

 

形式的な過去問(簡単な問題)は、再度出題可能性がありますのでしっかり押さえておくようにしてください。それよりも難解な問題を分析することに心掛けてください。難解な問題を見つけて(Cランク)分からない状態を意識しながら、答えの導き方を考えるようにしてください。

 

文章の構成や内容が憲法の基本的な考え方に沿っているかなどです。「この文章がおかしい」「憲法の基本的なことから外れてる」と思えば、誤りの可能性が高くなります。そのように難解な問題にぶつかっても正解の確率を少しでも上げられるようにすることが合格するために必要なことになります。

まとめ

憲法は、大きく分けて個人1人1人の人権と国家組織の仕組みを定めた統治に分かれ、他の法律の基になっているので最初に勉強を進めて行く科目になります。しかし、本試験ではハイレベルな問題もあり最初に解かないことがおすすめです。

 

それよりも、試験前に簡単な問題を5~10問ぐらい解いておき、脳のウォーミングアップしてスタートダッシュに備える。そして、勉強方法は、人権はテキストの理解が重要。統治は条文が重要になってくる。


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