ネットで書かれている『一か月半の勉強で合格した』本当の真実とは

ネットで書かれている『一か月半の勉強で合格した』本当の真実

ネットで書かれている『一か月半の勉強で合格した』本当の真実

ネットで書かれている『一か月半の勉強で合格した』本当の真実

行政書士に1ヶ月半で合格したという書き込みを読んだことがある人もいるのではないでしょうか。1ヶ月半で国家資格が取れるなら自分も受けてみようかなと思ったらその考えは危険です。

 

法律の勉強もしたことがない初学者が、行政書士に1か月半で合格するのは極めて困難と思った方がいいです。私は、行政書士に合格するために3年以上も掛かった一般人です。

 

いきなり、夢を壊すようなことを言いますが、これが現実です。このような書き込みをしている人がいるなら、本当に1ヶ月半で合格できること証明してほしいぐらいです。

 

ただ、一部の受験生なら1か月半でも合格できる可能性はあるのかなと思います。それは司法試験受験生なら可能です。

 

それでも初学者の方が、試験まで1ヶ月半しか勉強する時間がないとなれば、私ならどんな勉強して行くだろうと考え思いついた答えがこれです。

 

ひたすら、過去5年分の試験形式に分かれている問題と模試をひたすら解く。という答えになりました。すべてうまくいけば、合格できるかもしれません。しかし、100人中1人いるかいないかだと思っています。今回は、1か月半の勉強で合格した本当の真実ついて書いていきます。

初学者が1か月半を信じてはいけない

初学者の方は、行政書士の試験を簡単だと思わないほういいです。受験資格がないので、誰でも受験できるようになっていますが、100人受けたら10人しか受からない試験です。そんな試験が、簡単なわけがありません。ましてや、1ヶ月半の勉強時間で合格できるなんて簡単に思わないことです。

1か月半で合格が不可能な2つの理由

なぜ、一か月半では合格が無理なのか、その不可能な理由は2つあります。

・勉強量に対して明らかに時間が足らない
・平均勉強時間が800時間

どっちも時間が足らないという結論になりますが、どうして足らないのか説明します。

勉強量に対して明らかに時間が足らない

行政書士の科目は全部で6科目です。憲法、行政法、民法、会社法、基礎法学、一般知識、テキストだけでいえば、800ページ以上にもなります。それに過去問のような問題集も合わせると倍の1600ページにもなります。※ページ数はWセミナー合格革命シリーズの情報をもとにしています。

 

テキストを細部まで読むのにも、1週間は掛かってしまいます。そこに問題集を解く場合には、テキストを行ったり来たりして確認しながら進めていくのでもっと時間が掛かります。

 

実際には、勉強する教材はこれだけではありません。条文を読むための六法や、判例を覚えるための判例集が必要になる場合もあります。勉強量に対して、1ヶ月半という時間は明らかに足らないと言うことになります。

平均勉強時間が800時間

行政書士に合格するためには、初学者が必要な時間は平均800時間程度と言われています。これは、あくまでも、目安です。

 

1ヶ月半で合格するとなる。1ヶ月半の総時間を出してみたいと思います。

45日×24H=1080H

1ヶ月半の総時間1080時間になります。

 

これに寝る時間を引いていきます。寝る時間は6時間としたいと思います。私が基本そうなので。

1080H-(45日×6H)=810H

そうすると、だいたい合格に必要な800時間と同じぐらいになりました。

 

しかし、この計算には、食事やお風呂の時間を入れていません。1日の勉強時間にすると毎日18時間、机に向かって勉強しなければなりません。あなたならこれができますか?私は、確実にできません。平日は仕事もありますし、食事だって1食ぐらいはゆっくり取りたいと思います。

 

まして、こんな勉強時間では心が病んでしまって続きません。これからも分かるように、1ヶ月半という短い期間では合格は極めて難しいというしかありません。

最低でも半年は必要

上記の不可能な理由から、初学者の方が本気で勉強して行政書士に合格するためには最低でも6ヶ月(半年)は必要かと思います。休日や仕事後のフリーな時間も勉強に費やして、最短で6ヶ月です。それでも、かなり厳しいです。

 

1日の勉強時間を出してみるとどれだけ厳しいかが分かります。平気時間÷6ヶ月の日数で1日の平均の勉強時間が出ます。

800H÷180日=4.4444444…H

 

1日の平均勉強時間は、4時間半です。それも試験日まで1日も休まず毎日4時間半勉強して、やっと合格に必要な800時間にたどり着きます。

 

これは平均800時間は目安になりますが、結構厳しいと思います。あなたの1日の行動を考えてみてください。その中に、4時間半の勉強を組み込むことは可能ですか?

 

考えただけでも、行政書士に合格するということがどれだけ大変なのか分かったと思います。しかし、やる気と努力と効率化した勉強ができれば、半年で合格することは不可能ではありません。

1か月半で合格できるのは司法試験の勉強者

1ヶ月半で合格するには不可能と言いましたが、例外あり一部の受験生なら合格できてしまう人たちもいます。それは、司法試験に挑戦している人もしくはしていた人は、1ヶ月半でも十分合格できるだけの力があります。

 

なぜかというと

 

司法試験の科目に、行政書士に必要な科目がすべて入ってるからです。

 

それに、司法試験では深い内容を勉強していますので、司法試験受験生は少しだけ勉強すれば合格レベルになってしまいます。司法試験の科目に入っていない、一般知識だけを勉強すれば、十分に1ヶ月半で合格できてしまいます。

 

このような方たちが、SNSなどで『1ヶ月半で合格できました。行政書士試験なんて簡単です。』と発信していたりします。

 

まとめ

行政書士試験に1ヶ月半で合格できたという真実について詳しく書いてきました。

 

私の見解では、初学者が行政書士に合格するために1ヶ月半という短い期間では、明らかに時間が足らず極めて合格は不可能という結論になります。

 

行政書士も国家資格であり、ここ数年で難化傾向にあるのも事実です。合格率1桁台の資格に合格するためにはそれ相当の時間が必要になります。あなたも行政書士に合格したいと思ったら、1ヶ月半で合格できるなどの甘い考えはやめた方がいいです。

 

それでも、継続した努力と勉強ができれば、行政書士試験は半年で合格できる資格です。半年間我慢して新たな道が開けるなら、十分に挑戦してみる価値があると思います。

 


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